食用ほおずきプロジェクト2011(活動5年目)

 

11年2月、上山明新館高校【食用ホオズキ研究班】と

食用ほおずき生産者、市民が食用ほおずきの種まき作業を実施。

昨年、連携して一緒に食用ほおずきプロジェクトに取り組んだ

生徒さんたちは、この3月で学び舎を後にし、そろぞれの道に。

先輩たちがこれまで積み重ねてきた研究は、現在の1年生が

継続して取り組むことに決まった。この日は3,000粒を播種。

11年2月、齋藤茂吉の生まれ故郷・上山市金瓶(かなかめ)地区を訪問した上山明新館高校【食用ホオズキ研究班】が【金瓶里づくり倶楽部】と一緒に食用ほおずき播種。学校以外で実施する食用ほおずき播種は今回が初の試み。【金瓶里づくり倶楽部】は茂吉を学ぶ研修会の開催や丸太をくりぬいたプランター&ベンチの制作設置、花苗直売等を通して地域づくりを展開している。

 

 

 

食用ほおずき育苗ハウスの外は雪の山。

久しぶりに雪の多い冬。

 

 

11年5月、上山明新館高校校庭で実施した食用ほおずき苗の販売実習。毎年大勢の地域の方が買いに来てくれる。

「がんばって」の温かい声に照れくさそうにほほえむ生徒たちの笑顔は地域の財産。新しい作業着姿の1年生たちが食用ホオズキ研究班に加わる。

 

11年5月、齋藤茂吉記念館に隣接するヴェンテンガルテンで食用ほおずき苗を定植する。

接近する台風の影響で前夜からあいにくの雨。

ぬかる畑に足を取られながらも、予定していた本数を植えつけて作業終了。アスファルトの路上に無数に残ったどろの足跡が雨ニモ負ケズ頑張った証。

 

 

11年6月、初夏の風のもと、成長を続ける120株の食用ほおずき。

事業連携する上山明新館高校の生徒さんたちが張った黒マルチが威力を発揮している。

そろそろ支柱の準備をしないと…。

30分ほどの収穫作業でザルがいっぱいに
30分ほどの収穫作業でザルがいっぱいに

 

11年8月、今シーズ初となる食用ほおずきの収穫作業。

 

果樹栽培が盛んな上山市本庄地区で、雄大な蔵王連峰をバックに

鳥たちの元気なさえずりを聞きながら朝仕事で収穫作業を満喫する。

この時期の食用ほおずきは、とても大きい。

例年より10日ほど早い収穫にもかかわらず味も品質も上々の出来。

風通しの良い場所で陰干しをしながら出荷に向けた準備を進める。